東北大学知財セミナー(第8~10回)のお知らせ
9月末から10月にかけて第5~7回を開催しております東北大学知財セミナーですが、引き続き、第8~10回も開催いたします。知財にご興味のある方は、ぜひ情報収集の場としてご活用ください。
【↓セミナー申込サイト↓】
第8回11/9「知財判例から知財戦略を探る(2)」
第9回11/16「欧州の知的財産について」
第10回11/29「商標制度の概要と商標の類似」
※ オンラインで実施します(無料)。
※ お申し込みは、開催日の2日前まで可能です。申込方法はこちらでご確認ください。
※ 第8~10回は、セミナーの様子を録画したものを、数日間、参加申込をいただいた方に限定公開します(見逃し配信)。
ただし、機器の状態により適切に録画が出来なかった場合等において、見逃し配信を中止することがありますので、ご了承願います。
【セミナーの日時・講師・内容】
◎第8回 2021年11月9日(火)15:00-16:30
「知財判例から知財戦略を探る(2)」
講師:東北大学大学院法学研究科 戸次 一夫 教授
概要:今回は、「サブコンビネーション発明の特許性判断」について、近時の知財判例をベースに、知財戦略に活かすポイントを考察します。
薬剤分包用ロールペーパに関する事件(大阪地判令和3年2月18日(平30(ワ)3461)、知財高判令和元年10月10日(平31(ネ)10031))等を採り上げる予定です。
間接侵害や消尽といった問題にも言及したいと思います。
◎第9回 2021年11月16日(火)16:00-17:30 (通常より1時間遅いのでご注意下さい。)
「欧州の知的財産について」
講師:ジェトロ・デュッセルドルフ事務所知的財産部 鹿戸 俊介 部長
概要:「欧州」と聞いて何をイメージしますか?フランスですか、ドイツですか、イギリスですか、欧州連合ですか?
知財における欧州は、欧州特許条約加盟国を指す場合もあります。この一言だけでも様々なイメージを持つ「欧州」には、知財に関連する部署が「欧州委員会」「欧州特許庁」「欧州連合知的財産庁」「各国特許庁」など多数存在します。
その中から、最新の動向(法改正や審判決を含む)を中心に、知財の面から欧州を紹介します。
◎第10回 2021年11月29日(月)15:00-16:30
「商標制度の概要と商標の類似」
講師:坂本国際特許商標事務所 副所長(元特許庁商標課長)青木 博文 弁理士
概要:商標とは、事業者がその名称や商品・サービス名に使用するマークです。需要者は、このマークによって商品・サービスの選択をしています。したがって、ある商標が他人の商標と紛らわしい場合(類似する場合)には、商取引に混乱を巻き起こしたり、模倣の問題を起こしたりします。
本セミナーでは、商標登録制度の概要とこの商標の「類似」はどのように判断されるのかについて、具体的な事例も取り上げながら、分かり易く説明します。
【参加資格・参加可能人数】
知的財産に興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。申込順に100名(予定)までご参加可能です。
【使用するオンライン会議システム】
Microsoft Teams(Teamsのアプリをダウンロードしていなくても参加可能です。)を予定。
【主催/Organizer】
国立大学法人東北大学(産学連携機構企画室(神山)、法学研究科(戸次))
【問い合わせ先】
東北大学 産学連携機構企画室 特任教授 神山 shigeki.kamiyama.b8★tohoku.ac.jp
東北大学 法学研究科 教授 戸次(べっき) kazuo.bekki.d7★tohoku.ac.jp
(★を@に変えて送信してください)